東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

イノチ×操体×半歩

イノチ。
そのことに意識を向けると、モヤモヤしていたものがスッとする。
「迷い」も、「躊躇」も
それを握りしめていた手も、自然と緩んでしまう
フシギなスイッチ。

イノチの本質はどこにあるのかな
「途方もないことだよ」と思っていたことは
「とても身近なことなんだ」と感じられるようになる。

その「身近で大切なこと」をこそ、学ぶことって、愉しい。
操体はからだを通して、魅せてくれる。

「身近なこと」
そのことの裏側には、「本質」が潜んでいる。
「本当に触れたかったモノ」に触れるような学びは
時間を越えた「彼方」からの追い風を受けて
イマまさに「加速」してきています。
「人類」みんなで学んでいます。

ふと、「半歩」という言葉が降ってきました。
師匠がいつも言う
「一歩でも半歩でも前に出ること」
「一歩」はね、躊躇してしまうこともあるかもしれない。

でも「半歩」なら

「半歩」は周りから見れば、「気付かない」くらいの
ほのかな動き
でも、それで十分。
自分自身の「意識感覚」は、半歩でも大きな変化を味わっているから。

「ア、イマ、内動シテイル、、、」

この感覚はドコからやってくるのカナ

その「半歩」の
「内動」の「源流」をたどる旅
なんにももたずに
ほのかで、かすかな
イノチの声をききにいこう
イマ、自分自身の感覚で。

最近大切に感じている「イノチ」というヒビキをテーマにブログを担当させていただきました。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
明日からは友松実行委員のヒビキが始まります。
よろしくお願いします。