おはようございます。三浦先生、一週間ありがとうございました。一つ一つの言葉にとても深い意味がありましたね。これは操体を学んでいる人に限らず、学問に携わっている人全員に向けたメッセージなのだと思います。
では改めて、今週一週間は三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。
今月5日、6日と二日間に渡り冬季東京操体フォーラムを無事開催することが出来、二日間合計で約120名の方にお越し頂きました。
講演して頂いた先生方、参加して頂いた皆様、また場所を提供して頂いた市谷ルーテル、昭和女子の関係者の皆様、ありがとうございます。
この二日間で強く感じたのは「陰と陽」この相対する二つが交わる時代がすぐそこに来ているということです。
「操体と腱引き」「法と術」「自力と他力」もっと言うならば、「潜象と現象」、同じ臨床に携わっていても全く違うアプローチをしている手技がお互いの良いところを学び、吸収しようと学びの場を共にしたことに大きな意味があるのではないでしょうか?
その意味が何なのか、直ぐに結論を出す必要はなく、各々が感じ取ったことを今後の人生の糧にすれば良いのだと思います。
また今回のフォーラムにはヒカシューのメンバーでもある巻上公一さんと佐藤正治さんにもお越し頂きました。操体と音楽、一見あまり関係無さそうに見えて感覚を通じて共鳴し合えるものがあるのですね。
感覚の共有。これも操体の魅力の一つなのだと改めて思いました。
このように今回のフォーラムは自分がやっていることに関係なく、操体を通して自分の人生の肥やしになるものを共有し合う豊かな場となりました。
私達、東京操体フォーラム実行委員は早速来年の春に向けて始動しています。
もし、今回のフォーラムを通じて自分の中に何かひびくものがありましたら、ぜひ来年の春もお越しください。お待ちしております。