三浦先生、一週間ありがとうございました。
今週からは三浦寛幸が担当致します。お付き合い下さい。
テーマは引き続き「般若身経の解説」になります。
まずこの解説を行う前にお伝えしておきたいことは、私の操体史はこの般若身経を理解することと共にあると言っても過言ではないということです。
この理解度によって操体の理解度、そして自身のからだとの向き合い方、もっというならば「生き方」そのものも変わってくるということになります。
般若身経がこれだけスケールの大きい話だと言い切れるのも人間が病になる元の元の原因の一つには「正当なからだの使い方」が出来ていないことが挙げられます。
橋本敬三先生も「人間は誰でも健康で幸福に一生をおくれるように、チャンと設計されているのだ。それが実現されないのは生き方の自然法則からはずれているためで、この法則にそむくと身心の姿と動きに歪みが生じ、身心のバランスがくずれて病気になる」(からだの設計にミスはないP38より)と記されています。
人間が身心共に健康に生きることのその法則性を説いたものを橋本敬三先生は4つの「生き方の自然法則」と題し、呼吸(息)、飲食(食)、からだの動かし方(動)、精神活動(想)と分けて、それぞれの法則性を説かれています(※それぞれは同時相関相補している)
今回のブログではその「動」の中にあるからだの使い方、動かし方の法則を説いた般若身経を解説していきますのでよろしくお願い致します。
2020年秋季東京操体フォーラムは11月23日(月)勤労感謝の日 オンライン(zoom)開催致します。テーマは「操体法クロニクルズ」他。
登壇 三浦寛、半蔵、岡村郁生、瀧澤一寛、三浦寛幸、寺本雅一、畠山裕美他