先日、南会津で行われた伝統療法カンファレンスに参
加した時のこと。
一日目が終わり、夜の懇親会前の時間を利用して、師
匠と三人の仲間たち(私、Tさん、Mさん)で男湯に
行きました。
たまに勉強会の後やフォーラムの準備前などでメンバ
ーが集まった時には近くの銭湯に行くこともあります
が、裸の付き合いというのはいいものですね。
我々はいつも銭湯に行くと、お互いの背中を流すので
すが、今回は初めてお風呂を共にしたMさんに背中
の流し方の作法?を伝授すべく、Tさんにモデルにな
ってもらい、それを後ろから師匠と見ていました。
その光景を目の当たりにした筋整流法関係の方が「お
風呂で三浦先生とお弟子さんたちが仁王立ちで何かや
っていた」とあとでおっしゃっていたそうです。
確かに傍から見れば怪しかったかもしれません。
この背中を流し合うというのは信頼関係をきずくのに
はもってこいかもしれません。裸という無防備な状態
で、視覚に入らない背中をさらすわけですから、流す
方も受ける方も知らず知らずのうちに相手を思いやる
感性が身に付くのではないかと思います。
実はそのために作法があったりもするんです。
さらに今回は、新たに滝行?なるものを味わい、から
だの使い方で感性がどう変わるかなんてことも体験で
きました。
見ていたTさんいわく、「マーライオンみたいになっ
てましたよ」ということでしたが…
2016年11月23日(水)勤労感謝の日
今季のテーマは「膝と進化した操体」です