去年の話になりますが話題になった「君の名は」を観に行きました。こういった身近な所にも様々な「MA」があることに気が付きました。
最近は映画館に行く習慣がなかったので知らなかったのですが、一昔に比べ座席の間取りのゆとりが充実しているように感じました。それは接客も含め、映画館側の一人一人が映画を介し「MA(マ)」を愉しむためのサービスが一昔と比べ格段に向上しているのだと思います。
また始まる前に次の映画の宣伝が流れていますが、一つ一つの宣伝の間に絶妙な「MA(マ)」があります。この「マ」の間に私達に「この映画面白そう」「これは観に行きたい」等と考える時間を与えてくれているように思います。
そしてこの映画でも時間を題材にしていて、とても考えさせられる内容でした。インターネットや評論家の間では面白い、面白くないと評価は様々ですが、個人的には「今を生きる」や「時をかける少女」等、時間を題材にし、色々考えさせてくれる映画やアニメが好きなので面白かったです。
振り合えると昔から時間をテーマにした漫画や映画に興味を持ちずっと観てきたように思います。
タイムマシーンや風呂敷を使って過去や未来に行く漫画や映画にロマンを感じながら現在に至りますが、今になって感じるのはそういったものを題材として用いるのも私達と共にある時間、空間という「MA」というものの尊さ、大切さを伝えたいからであり、私達にとっての永遠のテーマだからなのだと思います。