昨日のつづき
もともと勧善懲悪の世界が大好きだった青年は、物事
を白黒つけて判断する癖がついていました。
鍼灸マッサージの資格を取得した後も、「痛みや歪み
は悪」であり、自分はそれを倒す正義の味方、そんな
感じで躍起になっていました。
そんな中、「スポーツ障害」でやって来られる方たち
の施術に青年は四苦八苦していました。なぜなら、ず
っと意地と根性で(フィジカル的な)強さを身に付け
てきた青年には、「そうなる道理」が分からなかった
からです。
そのことが、後に青年にご縁を与えるきっかけになっ
たのでした。
つづく
2018年春季東京操体フォーラムは
4月30日(月)昭和の日に開催致します。
テーマは「スポーツ障害と操体」です。