おはようございます。
昨日、ウィスキーのことを書いていたら、ちょっと夜飲んでみたくなって、買いに行ってみたのですけど、「響」は最近売ってないんですね。
先々月あたりに「響」の17年物と「白洲」の12年物が原酒不足で販売休止になることは、小耳にはさんではいたのですが、年代物でない普通のものまで店には置いてない。6、7軒店をまわってみても全然置いてない状態となっていました。
まぁ、いつもは角瓶のハイボールを飲んでいる私としては、プレミアムなウィスキーにはあまり縁がないので、たまにはと思ったのですが・・残念。
それでも、たまには高級なウィスキーをロックで飲ってみたくて、「ローヤル」を買ってみました。
これだって昔の物品税の時代は、かなり高額で売られていた記憶がある。ラベルに60って書いてあったやつですね。
そして、「ローヤル」はサントリーの創業者であり初代マスターブレンダーでもあった鳥井信治郎の最後にして最高の名作とされている。
鳥井信治郎は、「大阪の鼻」と呼ばれるほどの鋭い感性を持っていたといわれます。
「大阪の鼻と呼ばれるほどの鋭い感性」という表現。これは鳥井信治郎について、他のサントリーウィスキーの商品説明でもよく目にしますが、「大阪の鼻と呼ばれるほどの鋭い嗅覚」と表現せずに、感性としているところに、ものすごく的を得ているというか、良い意味でのこだわりを感じます。
確かに、鳥井信治郎はきき酒の名手であり、香りや匂いについても、これは何の匂いかと的確に言い当てたという逸話からも、嗅覚の鋭さは想像できます。
しかし、それだけでは創造性といったものが見えてきません。匂いの違いを感じわけるだけではなく、鳥井信治郎にはそこから皆がよろこぶものをつくりだす感性、創造力があったのだと思います。
操体も「からだにききわける」ということを重視しているが、これは単に快、不快を感じわけるだけでなく、どう気持ちよいのか、どう気持ち悪いのか、そのヒビキ方をききわける必要がある。
このききわけこそが、健康回復、維持、増進、ひいては美容やパフォーマンスの向上にもつながる。