「世界で一番ゴッホを描いた男」を観ました。
複製画制作で世界の半分以上のシェアを誇る油絵の街、中国大芬(ダーフェン)。
出稼ぎでこの街にやって来たチャオ・シャオヨンは独学で油絵を学び、
20年もの間ゴッホの複製画を描き続けていました。
チャオ・シャオヨンは本物のゴッホを見たことがありません。
描けば描くほどに本物を自分の目で確認したいという欲求が増してきます。
ネタバレになりますが、
実際に観に行ってあまりにも自分の描くゴッホとの違いに悩みます。
そして新しい境地へたどり着くというノンフィクションの物語です。
何年描いても悩み、迷いそれでも描いていく姿に感動しました。
人は一生「修業」していくことを学んだ作品でした。