(続き)
そもそも、大きな波の海に入らない方が良いのは当たり前で、
分別を知る、まともな人には、決して勧められることではない。
人様に迷惑を掛ける可能性もあり、勧めてはいけないのである。
しかし、波乗りは自己責任であり、危険極まる環境に遭遇した場合、
鍛錬と「からだ」を信頼して、生涯に忘れない経験も味わえる。
それも、自然の中に「からだ」一つ。
本当に原始感覚で、全ての感覚を一つにできる。
海と、感覚でつながっている時の「からだ」も素晴らしい。
今まで何気なく過ごしていた海の中、感じることはホンモノ。
つながりは深くなり、生かされて、感じる「からだ」が尊い。
考えているのではない、ちゃんと感じることに価値は生じる。