東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ここからの操体&これからの操体④

(続き)

 

終末期医療に携わる、ベテラン医師の方が教えてくれました。

 

「医学的に意味がなくても、患者に何かをしてあげたいと言う

 想いから来る行動は、立派な医療です。

 この想いが医療として確立し、形になったのが緩和ケアです。

 QOL(=生命の質)の改善というと伝わりにくいですが、

 その方の幸せや、想いをなるべく考え医療を提供するのです」

 

 

世の中には、治らない(完治しない)病態変化も数多くあります。

治らないのに、何を一体、支えているのでしょう。

 

 

操体法はシンプルです。

 

すべてに、わけ(ワケ)があるってこと。

すべてに、わかって欲しいことがあるってこと。

「からだ」と向き合い、感じることを受けとること。

それを、ゆっくり、丁寧に、自分の意識に記していくこと。

 

                          (続く)

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