東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

何のために学んでいるか①

石田さんからバトンを受けた、今週の担当する岡村です。

テーマ「何のために学ぶのか」で、よろしくお願いいたします。

 

では早速。

操体・操体法を「何のために学んでいるか」については、

意図、目的の存在証明として、内容を正確に示せるかどうか。

 

自然環境とは、ランダムでアナログです。

人として同じ瞬間がないということは、ランダムです。

同じものがなく、水の流れのように同じ瞬間もありません。

 

「何を学んでいるのか・何を身に付けるべきなのか」

考える前に、この疑問を持つ。

 

豊かな情報とはアナログです。

例えば、5センチといっても拡大してみれば数ミクロンずれている。

ナノメートル単位まで拡大しなくても、必ずズレ(ユガミ)がある。

 

つまり、この世の事象は全て「アナログ」であり、

すべて「端数」である、そういっても過言ではないワケです。

 

この段階こそ、継続する学びに通じているのです。

今現在も継続する「何のために学ぶのか」という問いです。

 

当然ですけれど。

そもそも、問いかけに対して自分自身で答えを見出せないことには、

「操体」を学ぶことの、ホントの理由も生まれてこないのです。

 

                       (続く)