昨日の続きになりますが、なぜわたしが山に登ったのかを考えていました。
その問いかけの先にはきっと初日に書いた「なぜ学んでいるのか?」「なにを学んでいるのか?」の答えがあるように思えるのです。
昨日ようやく見えてきたことは「感謝」という言葉でした。
あの過酷に感じた自然の空間に身を置けたことで呼吸のありがたさ、地に足を付けて歩けることの悦び、食への感謝と様々なことを学ぶことが出来ました。
そういったことを体感出来たことで日常にある当たり前にあるものがとても「ありたがい」ものだと感じられるようになったのです。
つまり意識が変わるということです。
それは操体の臨床にも通ずることであります。
使わせて頂いているからだに対しての感謝。
そしてからだを生かしてくれている目には見えないものへの感謝。
この2つの感謝への気付きと学びが私達が生きることにおいて、また健康維持増進においては非常に重要なことだと思っています。