東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

フリー(free)②

 

昨日の続きですけど、「ことば」も「呼吸」もリズムだなって感じるんです。

 

すっと入ってくることもあれば、ふっと抜けたりすることもある。

 

受け取ってからの「間(ま)」もあって、こんなふうに伝わっていくんだなという確かな感触がある。

 

その伝わり方は、刻む時間の長さとは関係ないし、コントロールされたものとも違う。

 

 

感覚意識になっていると、上手い、下手って気にならなくなってくるんです。

 

それよりも、からだがききわけているリズムになっているかどうか。

 

「こうしなきゃ」っていう思考が外れると、感覚優位のリズムで表現されてくる。

 

 

ゆっくり。

 

じっくり。

 

しっくり。

 

 

空間を介して、「からだ」と「からだ」を行き来する。

 

 

そのようなことを体感していると、いのちの可能性が広がってくると感じられるんです。