「アマチュアよりもプロの方が基本練習をすごく丁寧に継続してやるかもしれないです。うまい選手、たとえば宮本とか井端のノックを見てると、ほんとに基本に忠実で丁寧です。(中略)アマチュアの子たちに見せてあげたいですね。」
川相昌弘「川相二軍監督激動史」
子供の頃の遊びといえば、鬼ごっこなどもやりましたが、だいたい野球でした。
毎日の日課は野球中継と新聞のスポーツ欄のチェック。
休みの日は近所の公園に集まってやっていました。
テレビも見なくなった今では考えられないくらい熱かったのを懐かしく思います。
筆者は90年代、バントや守備で職人と言われた川相氏。
基本に忠実な練習を積み重ねてきたであろう人の重みのある言葉です。
何事もそうですが、基本が大事だと言われますね。
でも誰でもがうまくできるわけではない。基本練習は地味なことの繰り返しであることが多いですがうまい人はこれがきちんとできる人。
「努力に勝る天才無し」
個人的にはこの言葉には疑問ですが、地味なことでも楽しんでやれる人というのは強いと思います。
どうせなら「好きこそものの上手なれ」のほうがいい。
いずれにせよ精進ですね。