東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

なぜ、男性はすぐバレるウソをつくのか

今現在、東京操体フォーラム実行委員の中で、生物学的(笑)な
「女」は私だけという状況です。

今日のタイトルを見て、多少ぎょっとした方もいらっしゃるかもしれません(笑)。

最近三浦理事長の話に「右脳と左脳」というのがよく出てくるのと、
私自身、男女の脳の構造の差に非常に興味があるからです。

右脳で行動できる人が成功する (PHP文庫)

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運がいいと言われる人の脳科学 (新潮文庫)

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LOVE BRAIN―行為を紡ぐ男性脳 言葉を紡ぐ女性脳

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一般的に女性は右脳的、男性は左脳的という印象がありますが、
最近は女性が左脳を使いすぎてからだに変調を起こしているような
感じがします(これはどうやら間違いではなさそうですが、
これについてはまた別の機会に)。

ということは、脳の特性に応じた操体(動診と操法、あるいは
言葉の誘導や各種アプローチ)があってもいいのではないかということです。

橋本敬三先生の時代の操体(第一分析)は、今見ると非常に「男性的」な
感じがします。

「陽の時代」(男性性優位の時代)から「陰の時代」(女性性優位の時代)
へとうつり変わりということもあります。

陽の時代、すなわち武士の時代、男性の時代800年を経て
1945年に陰の時代に変わりました。
そこから70年、世の中は本格的な陰の時代に入ってきました。

これは、まさに左脳優勢の時代から、右脳優勢の時代に移ってきた
ということです。

ちなみに、私の周囲の女子に聞いてみて、共通しているのは
「男性はどうしてすぐバレるウソをつくのか」ということでした。

皆、オトナの女性ですから、見て見ぬふりをしていますが、
ちゃんと気がついているのです。

私もこれは以前からナゾでした(笑)。
どうして「アタマ隠してお尻隠さず」なんだろう。

このあたりは「男女脳」の違いがはっきり現れているような気がします。

というわけで、調べてみました。

女性は基本的に赤ちゃんを育てるため、近視眼的ですが、
赤ちゃんや子供の健康状態を見るので、顔色の「赤」あるいは「ピンク」
を、500種類近く見分けることができるのだそうです。
つまり「いつもとちょっと違う」ということに関しては、
情報量が半端ではないのです。

なので「いつもとちょっと違う」とか「何だかわからないけれど違和感がある」
言い換えると「怪しい」というのが、直感的にわかるのです。

男性の場合、外から見た、「いつもとちょっと違う」という雰囲気を醸し出している
こと、つまり違和感をまとっていることに対する備えと心構えが
圧倒的に足りないのだそうです。

だからすぐバレるのだそうで。

男性は、自分の感情を抑圧して生きている分だけ、
感情に対して鈍感になっている部分があります。
(一般的な傾向なので、ご容赦下さいね)

「自分が感じないものや気にしていないものは、他の人(女性)もそうだろう」と、
自分(男性)基準で対策を練るので、
女性から見るとバレバレ、となるのです。

左脳的といえば左脳的です。

また、これはフォーラム実行委員勉強会で半蔵氏にアドバイスいただいたことです。

畠山「足趾の操法を受けていただいた場合、女性は割と最初から
『きもちいいです』という方が多いのですが、多くの男性は
一度目は『きもちいいけど、もの凄くきもちいいわけではない』という
感じで、二度目になると『すごくきもちいい』というケースが多いのですが」

これに対して、
半蔵「男性は会社や社会で常に臨戦状態にあるので、最初は
そんなに易々と『きもちいい』とは言えないけれど、二回目で
気心がしれてくると、安心してきもちいい、と言えるのです」
(多少畠山の編集が入っております)

なるほど。

21世紀、陰の時代、アセンション後、水瓶座の時代(アクエリアス)と、
世界が「右脳」の時代に移行しているようです。

操体も「右脳」の時代を迎えています。

畠山裕美

2013年4月28日、東京千駄ヶ谷津田ホールで
2013年春季東京操体フォーラムを開催いたします。
4月の春季フォーラムでも「右脳的世界」のお話が聞けるかもしれません。
皆様のお越しをお待ちしております。