最近は肩こりや腰痛などで筋肉をむやみに押したり揉んだりするのは
良くないということをよく見聞きします。
緊張した筋肉をむやみに揉むのは筋繊維を傷めてるだけで
ほぐれたように感じるのも実は一時的なもの。
そして、その傷めた筋繊維の修復が始まると
筋肉は以前より硬くなってしまうこともあるかららしいです。
なるほどねぇ。勉強になります。
しかし、その一方で押したり揉んだりしながら
治るように導く療法もたくさんありますよね。
あっちでは「傷めるから揉むな!」、こっちでは「揉んでほぐせ!」。
「一体どうすればいいのかね?チミィ〜」とでも言いたくなりますな。
まぁでも、押そうが押すまいが、揉もうが揉むまいが
間違ったことをすればたぶん同じことなんだと思います。
橋本先生は操体法について
「よほどのことでない限り間違うことはない」と著書の中で述べられていました。
それがどうしてなのかを考えると
そういったやり方だけに捉われなくなってくるかもしれませんね。
中谷之美