東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

”ひずみ”と”ゆがみ”

「(人に)歪んでるって言われるから、何とかしてほしいんですよ」

 

・・・・沈黙・・・・(その刹那、大きなことで放言)

「(からだは)歪んで 助かっているんだ!!」

 

本人は骨盤の歪みや脊椎の歪みは勿論病気の原因だと思っていて、

更に、鼻筋や顎のラインなど、顔の歪みが気になって仕方ない。

 

それを”まっすぐ”に直してくれるところを探していて、いきなり

こんなことを言われたら、鳩が豆鉄砲を食ったようにキョトンと

するかもしれないですねぇ。(いや、そりゃそうだ)

 

<歪み考~その①~>

 

そもそも、歪みの無い健康的な姿勢で病気を近づけない。 

その為にはどうしたらいいのでしょうか?

 

いまや、星の数ほどある健康法のなかで、最大限で最小単位の

健康維持方法はないものか?

 

それを探しあぐねて放浪する人達は、この世界中に溢れている。

まぁ、何を隠そう、この私自身がそうだったのですから・・・。

                         岡村郁生

 

 

※おまけ:ゲッツ!一口メモのコーナー!

~歪み“ひずみ”(三省堂物理小事典より)~

 物体に外力が加えられたときに生じる形の変化や、体積の変化を表す

量として定義される。

歪みには、伸び・ずれ・体積変化・曲げ・ねじれ等の種類があるが、

弾性体で歪みが非常に小さいときは、伸びとずれを基本的な歪みとし

て、他の変形はこれらの組みあわせによって表される。 

ちなみに”ひずみ”を調べてから”ゆがみ”を調べようと思ったら、掲載さ

れず、中間子論でノーベル賞を授与した湯川秀樹氏の紹介は掲載され

ていた・・・さすがに物理学事典だな、と感心、感心。