陽の時代から陰の時代へ
操体が進化してきたプロセスを学び
また、陰の時代の先を見据えて
「感覚」を大切にしながら
未開の地を歩むように
名前のない領域のことを学ぶ。
現象の世界を「陰陽」という識別で
見渡した時に気付くことは
物事のある一面だけをみていた
自分自身に気付くこと。
普段馴染みのある「乾電池」にも
陽極と陰極があり
例えば、「豆電球」の導線が
どちらか一方だけに接触していても
電流は流れず、灯りはつきません。
でも、意外とどちらか一方のことに
意識を集中させていることも多いように感じます。
そんな時に「陰」と「陽」という意識をもつことで
その偏りから少し離れて
目の前のことを捉えられるようになるのではないでしょうか。
「陰」と「陽」という分極した在り方を通して
「陰陽」をセットとして捉えることに繋がり
そのことが「陰陽未分の一」なる「太極」に気付く
糸口になるのではないかと感じます。
2015年冬季東京操体フォーラム 12月5日(土)6日(日) 二日間開催します
詳細は東京操体フォーラムHPをご覧下さい