東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

陽の時代から陰の時代へ その4

陽の時代から陰の時代へ

操体が進化してきたプロセスを学び

また、陰の時代の先を見据えて

「感覚」を大切にしながら

未開の地を歩むように

名前のない領域のことを学ぶ。

 

現象の世界を「陰陽」という識別で

見渡した時に気付くことは

物事のある一面だけをみていた

自分自身に気付くこと。

 

普段馴染みのある「乾電池」にも

陽極と陰極があり

例えば、「豆電球」の導線が

どちらか一方だけに接触していても

電流は流れず、灯りはつきません。

 

でも、意外とどちらか一方のことに

意識を集中させていることも多いように感じます。

 

そんな時に「陰」と「陽」という意識をもつことで

その偏りから少し離れて

目の前のことを捉えられるようになるのではないでしょうか。

 

「陰」と「陽」という分極した在り方を通して

「陰陽」をセットとして捉えることに繋がり

そのことが「陰陽未分の一」なる「太極」に気付く

糸口になるのではないかと感じます。

 

2015年冬季東京操体フォーラム 12月5日(土)6日(日) 二日間開催します

詳細は東京操体フォーラムHPをご覧下さい