東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「シンカ」の味わい

今年の9月から操体法東京研究会の新しい講習が開講する。

このブログの末尾に静かに添えられているリンク先。

アンテナに触れた方は、そっと覗いてみてもらいたい。

 

いつからか、本定例講習の名称は「新創生期」という名前に変化していた。

 

まだ操体の「そ」の字もしらなかった頃。

わけもわからないままに、最初に門を叩いたとき

目の前に提示された「第77回 操体指導者養成コース」という名前に

わからないながらも惹かれるものを感じ、半歩踏み出したときのこと。

 

その半歩から数年。

それまでは好奇心の赴くまま。熱しやすく、冷めやすくもあった。

あのワタシは一体どこへ行ったのか。

 

いや、どこにも行ってはいない。

ただ、気付いたら、定例講習は4循環。

それに平行して個人レッスンは3循環。

 

 

そして「新創生期」。

今まで描いてきた螺旋の道筋。

それをもう一度スタートラインから辿ってみるようなイメージ。

 

でも「最初からやり直し」とは、ひと味もふた味も違う。

「シンカ」を味わいながら、再び歩む。

そういう地点に、いま立っているような感じだ。

 

あの操体のベテラン、畠山先生でさえも、

自身のブログ「操体法大辞典」のなかでこれから始まる「新創生期」を前に驚くべきことを、さらりと言っている。

 

blog.teizan.com

 

操体というアンパンをかじっていて、やっとあんこの部分にきたぞ、という感じです』

 

 え、まだこれから「あんこ」の部分が待っているの!?

 

…いや、そのことに心底驚きつつも、

素直に「納得」もしている自分自身がいる。

 

たしかに、そうだ。

いまだから感じられたスタート地点を前にして、

「シンカ」した操体の「そ」の字のことに、触れるタイミングに来ていると感じています。

 

一週間ありがとうございました。

 

明日からは友松実行委員の「シンカ」、始まります。

お愉しみに。

 

2016年9月新規開講のご案内