東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

スキ「MA」

スキ「MA」

                        

古いノートを整理していたら、過去の勉強内容が出て

きました。

 

日付けを見ると三浦先生の個人レッスンを開始した年

なので、今から5年程前になるでしょうか。

 

そこには「自分」と「自身」の文字が書かれてあり、

その間に線が引っ張ってあって、その線の上に「境」

と「スキマ」という文字が書かれてあります。

 

正直なところ、当時これをどんなふうに解釈したかは

忘れてしまいました。

 

でもノートを取っていたおかげで、今また自分なりに

解釈する機会が巡ってきました。

 

5年という「間」を経て問いかけてくるっていうのも

何かいいですね。

 

今のオマエならどう解釈する?みたいな。

 

「スキマ」は感覚的で主観的で流動的。

「スキマ」は埋めるんじゃなくて、「スキマ」のまま

にしておく。そうすると、自分と自身(からだ)の

間にズレが生じた時に、そのズレに気づくことができ

る。

 

「スキマ」の範囲であればそれは「アソビ」です。

 

で、スキマの中でアソベるかどうかの基準は感覚が教

えてくれる。

 

それは、「からだのMAを活かすこと」にもつながっ

てくるんじゃないかと思っています。

 

 

また何年かしたら、この問いと向かい合ってみたいで

すね。