先週の週間ポストで「長生きする性格」と「早死にする性格」という記事がありました。
その記事の中では心臓疾患患者に共通する性格は「せっかちで競争心が強い」と書かれています。
これはカリフォルニア州で働く39歳から59歳の男性を対象に心臓疾患の発生率を調査した結果から分かったことらしいのですが、これらのタイプの人がそうでない人と比べ心筋梗塞の発症率が2.12倍、狭心症では2.4倍も高かったそうです。
この研究結果から時間(マ)に対する強迫観念がこれらの病と密な関係にあるという仮設が立てられています。
こういったことからも私達の生命活動の中で切っても切り離せない「時間」という「マ」と健康とは密な関係にあるということが分かります。
私も操体の学びや臨床を通す中で感じるのは「自分が生活空間の中で何と向き合っているのか?」でからだの状態は大きく変化するということです。
特に「時間」のように誰にでも平等に与えられているものの使い方・活かし方は病と大きく関係しているように思います。
そういった普段意識の向かない「当たり前」にあるものに少しでも目を向けていくことも自己責任を全うしていく上で大切なことではないでしょうか?