昨日に続き
このような時期に橋本先生に迎え入れていただいた。
内弟子としての5年間が始まった。
内弟子として3年が経ち、私は両親が住んでいる神戸に帰った事がある。
その時父親から、「なぜ帰ってきた。すぐ戻れ」と一喝されたのだ。
「たとえワシの身に何が起きようと、家の門をくぐるではない」と
言われたのである。
修行の身とは、そう言う立場なのである。
私が橋本(敬三)先生の元で修行する際
橋本先生は、私の父を仙台へよんで
「息子さんを預からせてもらうが、それでよろしいか?」と話したようである。
そのような経緯があったとは私は知らなかった。
父も腹をくくったのである。
息子を預けた以上、息子の好き勝手は許さなかったのである。
そのツケは、仙台に戻ってテキメンに現れてしまった。
つまり、「触れる」と言う皮膚感覚がすっかり消えてしまっていたのだ。
その感覚を取りもどすまで、かなり無駄な日時を費やすハメになったのである。
この事実も正義といえば、その通りである。
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4月30日(月)昭和の日に開催致します。
テーマは「スポーツ障害と操体」です
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