今までのこだわりを捨てて、
このクエスチョンの中身をあからさまにしていくことである。
「三浦は一人、何をつぶやいているのだ」と
他人事として受け止めて欲しくはないのである。
私も皆さんと同じ操体という器を学んでいるのだから、
三浦一人のたわごととして無視しては欲しくはないと思うし、
このクエスチョンにあるものは操体を学ぶ一人一人、全員のテーマであり、
これからの課題である。
自然法則の応用貢献をなそうとしてきた偉大な真理の指導者、橋本敬三先生。
私達はそのなしてきたことのその先にあるものを学んでいくことだ。
加藤平八郎君は橋本先生から直接学んだ数少ない一人である。
その彼が操体の今の現状をつぶさにみていて、危機感をつのらせているのである。
その彼の声にも素直に耳を傾ける必要がある。
それは至極真っ当で当然の成り行きだと思うからである。
加藤平八郎君は直接操体法に関わってきてはいないので、
その危機感の本質にあるものが何なのかについては、理解できていないこともあるはずである。
しかし彼が聞き分けている嗅覚は狂いがないものである。
私自身、組織活動のごく一部を毎年みているが、平八郎君の訴えがよくわかる。
橋本敬三先生は「ワシは操体法の良き理解者であり最高のよき理解者である」と。
そのことは真理が真理の力で立てること。
その真理は自然法則の応用貢献にあるのだと。
その言葉に耳を傾け学んでいないのが今の現状を全て写し出しているのではないだろうか。