皆さま、お早うございます。
これからの一週間東京操体フォーラムブログを担当する、寒さには
弱いけれど、極寒で雪は大好きな岡村郁生です。宜しくどうぞ。
さて今回のテーマは、「ととのう」です。
そこで、まずは「ととのう」で検索してみてください、サウナです!
操体に関係ある?とか思われてしまいそうですが、まずは一言。
流行に鈍感なワタシ、実は40年来の熟成「サウナ―」なのです。
言葉が流行ろうと廃れようと、当然「ととのう」に反応しますヨ。
(※補足:ここ数年、”サウナ”好きの若人の間で用いられる言葉、
それが「ととのう」おみくじ的に説明すれば待ち人来たりて、笑)
40年前小学生の頃、静岡の山間部某所に祖父と両親に連れていか
れた場所、それは知る人ぞ知る日本古来の「かまぶろ」でした。
十畳ほどのドーム型漆喰の壁に囲まれた熱い部屋に入ると、ぎっし
り塩が撒かれたその上に”ござ”が敷いてあり、その上に寝るのです。
裸でその上に多くの人が寝ている姿はちょっとした異空間です。
当時、サウナは小学生禁止ではなく、自己責任でしたからドキドキ
しながらも連れて行ってもらうのが愉しみでした。
思い出してみるとあの頃から、辛くとも我慢をしてやり遂げた後の
カイ・カンに満たされていたのですね。