東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ワタシの操体ズッコケ想記録①

今週から1週間、ワタシのズッコケ操体想記録として、ブログを担当

する岡村郁生です、よろしくお願いします。

 

それでは早速、想記スタート!

 

静岡の熱海、鍼灸按摩マッサージ指圧師の学生時代で実技授業の時。

外部実習講師として、操体法を臨床で施している鍼灸按摩マッサージ

指圧師の方が実技指導で招かれていた。


学校の女性教員がモデルとなり、「少し腰が痛い」という主訴があり、

ベッドに上がる前、「腰の痛みはどうすると痛いのですか」と確認し

てから、仰向けになり操体法を受けていた。


今想いだしてみると、いくつかのオーソドックスなD1(第一分析)の

操体法の後、もう一度立ってもらってから、「先程の動作で痛みはどう

ですか」と尋ねられ、その女性教員が楽になっていると確認していた。


この時のワタシは、22歳。

将来は、骨接ぎでかつ『治療のできる按摩師としてやっていきたいなぁ』

と、考えていたので、それほど操体法には興味も湧いていなかった。

 

だから、その実技授業の操体法を見ても、今のワタシから考えてみると、

『まぁそんなに楽になるなら、それもやってみてもいいなー』と、いう

ズッコケるくらい軽い感想しか持っていなかったのである。

 

このような、テーマに沿った操体の記憶を、想い出してみたい。

 

 

                             (続く)

 

2020年秋季東京操体フォーラムは11月23日(月)勤労感謝の日 オンライン(zoom)開催致します。テーマは「操体法クロニクルズ」他。
登壇 三浦寛、半蔵、岡村郁生、瀧澤一寛、三浦寛幸、寺本雅一、畠山裕美他