開業して一年目、間もなく、初めのスタッフが入ってから鍼灸接骨院
内の空気が変わっていった。そして患者数も徐々に減ってしまった為、
半年ほど後、こちらからお願いしてやめてもらった。
しばらく「操体法」からも、なんとなく遠ざかっていたけれど、知人
の強引なプッシュもあって、またスタッフを迎えることになった。
そのスタッフと勉強しているとき「操体法治療室」を読んだのである。
「操体法」をもう一度、勉強してみようかなぁ、と言う絶妙な機会。
丁度良いタイミングで、医道の日本のセミナー案内を開いたのである。
久しぶりに「操体法」に惹かれて認識していた、「操体法」のプロ。
「操体法操師指導者養成特別定期講習会」募集案内の、三浦寛先生。
ここでスタッフと二人、東京で開催された養成講座をスタートする。
初めて三浦寛理事長とお会いする日を迎えることになり、「操体法治
療室」を読んでいたので、橋本敬三医師のもとで修行されていた先生
なんだなぁ、とは認識していた。
その講習初日、三浦理事長はこう語った。
「なぜ参加したのか、今から紙を渡すから一人一人書いてみなさい」、
そう言われたことも思い出した。
その時、私が書いた事はいくつかあった。でもほとんど忘れている。
唯一覚えているのは、『五十肩を治せるようになりたい』だったよう
な気がするのを想い出して、本当にズッコケてしまった、トホホ。
(続く)
2020年秋季東京操体フォーラムは11月23日(月)勤労感謝の日 オンライン(zoom)開催致します。テーマは「操体法クロニクルズ」他。
登壇 三浦寛、半蔵、岡村郁生、瀧澤一寛、三浦寛幸、寺本雅一、畠山裕美他