(続き)
「マスクも付けないで近寄るなって言ってんだよ!この野郎」
この男性は、とっさにスマートホンを取り出し撮影を始めた。
すると、恫喝した男性はそそくさと立ち去ったという。
危機管理に過敏になれば、同調圧力は生じてくる。
それは、とても不寛容な世の中を生み出してしまうのです。
人に命令されて動くのは、ストレスになりやすいものです。
私自身、人に命令され、強制的に行動するなんて苦痛です。
「手を洗ってください」
「マスクを付けなさい」
「ステイホームを厳守してください」
指示されて従うのは、本意でなければ相当なストレスです。
立ち止まる散歩中、浮かんでくる想いを空に描きつつ想う。
嫌だけれど、我慢して行う訳ではない、意識感覚を変える。
人類共通の危機を、力を合わせ克服する為に自ら行動する。
その一人一人の意志を、どうしたら引き出していけるのか。
皮肉ではありませんが、「自粛」という法による封鎖ではなく、
御上の要請による「新しい生活様式」をお願いされていること。
この、今年の流行語っぽい作られた言葉に、本質はあるのかと。
私自身、それを本気で納得する為、その意識を本質を求めたい。
ドパミンA10神経を介し、原始皮質から前頭皮質へ通る如く。
(続く)