セルフケアとか、意識的にからだを使うとか、
鍛錬的なことも含め、割と好きでやっていました。
それこそ、操体と出会う前から。
ただ、「からだ」を主体にするという考え方を実感するように
なったのは、操体に出会ってからです。
「からだにききわける」とか、「からだを主語にする」と言います。
「自分が主語」の世界と「からだを主語にする」世界の違いは、
別次元と言っても言い過ぎではない、と思うのです。
夜は布団に入って、暖かさに包まれるのを感じます。
からだに委ね、いつの間にか眠りに入り、また朝を迎える。
からだをケアしているようでいて、からだにケアしてもらっている。
「からだ」という現象をとおして、毎日更新されていく「感覚」を
味わいながら、ふとしたときに頂ける「生かされている」実感。
「元気」とは、からだの奥から湧き上がる感覚そのものなのかもしれませんね。
一週間ありがとうございました。
香さんから受け取ったバトンを寺本さんに渡します。
明日からよろしくお願い致します。
2021年春季東京操体フォーラム開催
2021年4月29日(木)昭和の日にオンライン・会場で開催致します。
テーマ「操体法クロニクルズ2~呼吸とセルフケア特選~(仮)」