いわゆる「セルフケア」というと、「わたし」がわたしのこころとからだについて「ケア」できることを指しているような印象を受けます。
今回のテーマの中でも、語られていること、またこれからも語られることだと思いますが、「操体」では、その背景に「からだの治せる治癒力」が働いていることを大切にしています。
このからだに備わっている「自然治癒力」の働きは、こういう言い方が正しいかわかりませんが「セルフキュア」とも呼べるのではないかと思います。
※脱線しますが「キュア」といえば、どうしても想起せずにはいられないバンド。
からだには「セルフキュア」の働きが備わっている。その働きがのびのびと活躍するように、わたしにできるケア(しないケア)は何だろう、という眼差しが操体の指導者・実践者の語るセルフケアにはあるように思います。
からだの「キュア」と、わたしにできる「ケア」の関係。
「からだ」と「わたし」のバランス。
そのなかで提案されるケアというのが、
操体のセルフケアが面白い所以であると思います。
※操体の提案する「セルフケア」をオンラインで体感できる機会が4月にあります。
ご興味のある方は2021春季東京操体フォーラムを覗いてみてください。下記参照
※一般の方もオンラインで「全編」でも、「一部分」でも参加できます!詳しくは下記フォームページをご参照ください。
2021年春季東京操体フォーラム開催
2021年4月29日(木)昭和の日にオンライン・会場で開催致します。
テーマ「操体法クロニクルズ2~呼吸とセルフケア特選~(仮)」