昨日に引き続き、とある日の「食」に関する、私の「しないケア」エピソードについて。
先日のブログ「セルフケアだけど6」で実行委員の瀧澤氏も似たような投稿をしてくれているので興味深かったのですが、
私もお昼休みなど、よく「何を食べようかな」と近所のお店を物色することがあります。そして、迷って探している時というのは、なかなか、「あ、これ食べたい」というものに出会えないことが多いです。
これは最近気が付いて面白いなと思っているのですが、そんな状態で例えばスーパーなどに入ると、(ちょっと品のない話で恐縮ですが)まだ何も口にしていないのになぜか「げっぷ」が出ることがあります。「あれ?」と思ってちょっとお腹の具合を確認してみると、たしかに、腹心地はなんとなく満ちているように感じます。
そういうときは、あ、これは「ハラワタさん」が「待った」を教えてくれているんだなと思うようにしてみています。食べるより、食べない方がからだは悦ぶんだなと感じる瞬間です。最初はそのからだの要求を素直に受け取ることができていませんでしたが、最近は「何かを食べる」という意識のスイッチをオフにして、「しないケア」のスイッチを入れるようにしています。
以前、「食」については、「げっぷが出るまで食べるない」といったことを操体の講習で耳にしたことがありました。それが例えば、食べるという行為の前段階からも言える事なのではないかと興味深く感じています。
2021年春季東京操体フォーラム開催
2021年4月29日(木)昭和の日にオンライン・会場で開催致します。
テーマ「操体法クロニクルズ2~呼吸とセルフケア特選~(仮)」