操体を学ぶ以前と現在の大きく変ったことの一つは物事の受け取り方がです。
それは感じ方が変わったと言い換えても良いのかもしれませんが、以前と比べ現在の自分は嫌いなものがなくってきたように思います。
例えば絵を見ること、音楽を聴くことにおいて、今まではまず最初に自分の経験値を一つの判断基準にし、嫌いなものは受け入れていませんでした。
それが現在はまずは受け入れてとにかく味わうことにしています。
そのような自分の変化は自分の積み重ねてきた過去の経験値よりも現在の自身の感覚を大切にしているからなのだと感じています。
これまでの操体の学習は「ありのままを受け入れる」ための器作りみたいなもので、過去の自分に捉われない自分自身を形成していくものだったように思えます。
アートもこういった向き合い方が出来れば一味も二味も違う味わい方が出来るのではないでしょうか?
2021年秋季フォーラム
2021年11月23日(火)勤労感謝の日 ハイブリッド開催