東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

表裏「いったい」について④

ゆっくりでないと、トラブルを起こしやすい内臓の働き。

 

電車を乗り継いで、通路や駅トイレを利用しているとき、

なぜだろうか、掃除中と書いてある看板によく出くわす。

 

ある時、物凄く出したかったので、多目的トイレに入った。

トイレの表からはわからない、中のスペースの広さに驚いた。

そそくさと用を済ませ外に出ると、やはり次の人が待っていた。

 

その方も、掃除看板に我慢できなかったようで、間髪入れずに

多目的トイレにダッシュで入り、ゆっくり快感を得ただろう。

 

 

閑話休題。

 

そういえば、三浦理事長はトイレでの重心と重力について語った。

便意を催すとき、右手でトイレットペーパーを取り、拭き取る所作

であっても、理に適った「からだ」の使い方は、効率よく美しい。

 

その後、数人の方にトイレでどのように拭き取っているのか聞いた。

当たり前の様に、後ろから手を回すと思ったが、前からの人もいた。

 

最近では、割と良いトイレットペーパーには裏と表もある。

「うら」か「おもて」かわからないが、エンボス加工になっていて、

それでデリケートゾーンを触れると、「からだ」は識別できている。

 

トイレの中で、様々な想いやヒラメキを感じとることが多いので、

このような進化は(個人的に)大歓迎である。