「操体」の臨床において。
「触れる」のは、一体なんなのでしょうか。
ボディーのヒズミ。
ボディーのユガミ。
その象徴である「ヒカガミ」と称されし、膝のうら。
筋骨格横紋筋運動系の、主たる経路に触れる。
皮膚体壁内臓系の、主たる経路に触れる。
脳脊髄液抹消神経循環系の、経路で触れる。
それぞれの組織で感じるもの。
それぞれの細胞で感じるもの。
共生する、菌・ウィルス・真菌で感じるもの。
これらは、それぞれを感じるものがあり、別々なのでしょうか。
ある条件下において、環境空間に触れるとき。
共に、何かしらの世界でつながっているような感覚を生じる。
それを「触れる」こと。つなげること。