東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

触れる②

「操体」の臨床において。

「触れる」のは、一体なんなのでしょうか。

 

ボディーのヒズミ。

ボディーのユガミ。

その象徴である「ヒカガミ」と称されし、膝のうら。

 

筋骨格横紋筋運動系の、主たる経路に触れる。

皮膚体壁内臓系の、主たる経路に触れる。

脳脊髄液抹消神経循環系の、経路で触れる。

 

それぞれの組織で感じるもの。

それぞれの細胞で感じるもの。

共生する、菌・ウィルス・真菌で感じるもの。

これらは、それぞれを感じるものがあり、別々なのでしょうか。

 

ある条件下において、環境空間に触れるとき。

共に、何かしらの世界でつながっているような感覚を生じる。

それを「触れる」こと。つなげること。