東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

武術と操体

今週担当の平 直行(たいら なおゆき)です。
3年程前に三浦先生の元に弟子入りしまして。
1年程マンツーマンで指導して頂きました。


その後も少しずつですが指導を受けて
現在は大操体法研究所として開業しています。


僕は格闘技の道を30年、プロとしては16年のキャリアで
引退、それから不思議なご縁で操体と出会い現在に至っています。


仙台出身の僕は何の根拠もなく、絶対に橋本先生と仙台の町で
すれ違った事があると信じています。


操体の施術をさせて頂きながら
毎日柔術と空手を教えて日々を楽しく過ごさせていただいています。


まだまだ人間を壊す方が得意というフォーラムメンバーの中で
変わったキャラです。


操体を通じて学んだ事を道場でも教えるようにしています。


今週は武術と操体を学んでこんな教え方をしてる。
僕の日常を書きたいと思っています。


僕はこんな事を感じてます。


橋本先生の施術をしていた時代の日本人と
平成の日本人では全く別物と考えなければいけない部分
もあるのではないか。


当時の日本人の体格と体力と平成の日本人は別物である。
朝礼で立っていられない小学生とかは昭和の時代は
それだけで病的な小学生でした。


でも平成の時代では普通になりつつあります。


患者さんでも治すのではなく、普通に運動をした方が
良い人もいます。

どこに行っても治らない人が
少し運動をさせたら治った。
僕は結構経験してます。


操法ではなく運動で治る。
昭和の時代ではおかしな事でも平成では普通にあります。


使いすぎでおかしいのではなく
使わない事で症状疾患が起きている。


この時代に僕が武術と操体を一緒にやっている意義が
もしかしたらそこにあるかも。


僕は勝手にそんな風に考えて。


勝手に橋本先生に天から面白い奴がいるなって
思って頂けたらそう考えて
真剣に武術と操体に取り組んでます。


それでは次回は入門した人に僕が良く言う言葉を
書きたいと思います。


今週飽きずにお付き合いいただければ幸いです。



平直行