二日目よろしくお願いします。
9月30日に三浦先生のブログに、『橋本哲学に心酔しているなら、先生の「からだの設計にミスはない」か「生態の歪みを正す」の一冊位は、書き写しながら読んでほしい。』とのコメントがあり、その日より「からだの設計にミスはない」を毎日コツコツ書き写しながら読んでします。
書き写しながら読んでいるといろいろなことに気付かされます。
何度か読んだはずなのに書き写しながら読むことで、言い過ぎかもしれませんが橋本先生の想いを垣間見ることができるような気がします。
漢字・カタカナ・ひらがなの使い分けであったり、気持ちが込められている文には、方言や強い言葉尻だったり、橋本先生の想いも感じながら読む方法が、書き写しながら読むということなのでしょうか。そんな気がしました。
その他にも書き写しながら読むと、言葉が頭に残るんですよね。手とくに指先でも字を読んでいるようです。
字を書くということにはとにかく不思議なことがあるんです!書き写すということは必然的に字をたくさん書きますよね。最近、指先の感覚がとても鋭くなっている感じがします。臨床のとき患者さんのからだに触れさせていただきますが(触診)、圧痛部位がスムーズに察知できたり、患者さんに介助をかけるさいの触れる感触がソフトになったような気がすると言われたりしたんです。
皆さんは字を書きますか?
恥ずかしながら今回の書き写しながら読むという機会がなければ、講義の時にメモをとるぐらいでまったく字を書くということをしませんでした。文章作成はパソコンですし、手紙のかわりにメールの時代ですからパソコンや携帯、クリニックのカルテは電子カルテという時代ですから、文字を書くということがないんです。
よく考えると、字を書くということは別の言い方で、紙の上をペンで滑らせるなどということもありますよね。確かに字を書く時、ペン(鉛筆)の感触や紙の感触を(皮膚で)感じながら書きますが、パソコンや携帯で文章作成するときはキーを打つとか叩くと言いますから、かなり暴力的な言葉・動作になりますよね。
字を書く・書き写しながら読むということの大切さを学ぶことができたことに感謝です。
ありがとうございました。