東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

自然&法則 その1


本日も東京操体フォーラム実行委員ブログをご覧いただきありがとうございます。

今週は操体法東京研究会のヒヨコちゃんこと中谷の担当でございます。

一週間よろしくお願い致します。


以前の三浦先生のブログに(私が東京にでること、その師の心)、

鍼灸学校に在学中、橋本先生の書斎にあった

鍼灸の基礎治療学」という本をコピーしたいと尋ねたら、

「おまえが興味のあるっていうことは簡単なコピーで済むことなのか?

書き取るくらいの気持ちがないのかー!」と一喝されて、

500ページを越すその本を書き写してしまったというエピソードが書かれています。


そのお話はたまに三浦先生から直接聴かせていただくこともあるのですが、

そのブログが書かれた2008年5月22日から約4ヶ月後の9月30日。

今度は「橋本哲学に心酔しているなら、先生の『からだの設計にミスはない』か

『生体の歪みを正す』の一冊位は書き写しながら読んでほしい」という

内容のブログが掲載されました(師匠と弟子)。


そのブログにピン!ときた実行委員の方々。

それぞれが早速取り掛かったようです。

もちろんワタシも取り掛かりましたヨ。


「せっかくだから厚いほうをやんべ〜」と思い、

『生体の歪みを正す』を書き写し始めたんです。


この本は全部入れると508ページ。

お持ちの方はご存じでしょうが、最後には英文だの独文だのもあるんですネ。

ワタシなんてドイツと聞いて思い浮かべるのは

ブロッケンマンくらいのレベルなんですが、

そんなオツム具合のワタシでも何とか無事に終わらすことができました。

まあ、基本的に写すだけですしネ。


でも、実際にやってみて思ったのは

「ただ読むだけとは違った気づきが案外と生まれるもんだなぁ」ってことです。


また、何度も読んでるはずなのに「こんなこと書いてあったんだ」とか

「ここにちゃんと書いてあるじゃん」とか、そんな発見も結構ありました。


そんな中でもやっぱり「自然法則」という言葉には別格の味わいがあります。

何たって操体そのものが自然法則の応用貢献なんですから。


きっと橋本先生はみんなに「自然法則」を知って欲しかったんだと思いますヨ。

え?何故かって?

それはもちろんみんながハッピーになれるからじゃないですかねぇ。



中谷之美



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