東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

虫が騒ぐ

毎回のことなのでいい加減呆れられているのではと不安に思いつつも、懲りずに私の中で静かに
ブームとなっているものを話したいと思います・・・
私は自分で言うのも何ですが、ゴリラのような見かけに似合わず、細かい作業が大好きな人でして、
チマチマと物作りに勤しむこと多々あり、家内にも半分冷たい目で見られています。
そんな冷たい家内の目や、邪魔だよと言いたげな小太郎の視線を浴びつつも、居間のテーブルの大半を私の工作キットが独占しております。

という訳で現在のマイブームはと申しますと、ペーパークラフトです・・・
は?というブーイングを一心に浴びている私でございますが、馬鹿にするなかれ結構はまります。
海外のサイトやら何やらいっぱいあるのですが、私のお勧めはCanonのペーパークラフトのサイトです。
ジャンルが多いのと、一つ一つの完成度が高いというのが理由です。
何のことはなく、昨日つぶやいたTwitterの戦国大好き系のフォローしている方の情報で、
ペーパークラフトでお城を作ったとの記述を読み、完成写真を見てその完成度の高さに驚嘆し、Canonのサイトを覗いたのがきっかけでした。
「姫路城・大阪城・熊本城」など城マニアの私にとっては手をつけずには居られなくなり、
早速、熊本城の築城に着手しました。

液体のりとカッター、はさみさえあれば出来るようでしたので、軽い気持ちではじめたのですが、
まぁあ大変なこと、大変なこと。。思った以上に築城が難航し、人柱でもやらなきゃ駄目かと思う位に、難しいものでした。
しっかりと設計がされているが故に、いい加減に切ったり、折ったりしていると少しずつズレが生じてくるのです。
気が付けば六割方組み上がった熊本城は落城寸前の姿となっており、屋根はズレ壁は隙間が空いて
とんでもないことになっているやらで、加藤清正が生きていらっしゃれば真空飛び膝蹴りを食らうような完成度となっておりました・・・


ここで冷静になって、今回の築城の問題点を挙げてみました・・・
先ずは(1)液体のりを甘くみていた(2)谷線やら山線やら折り方の精度に問題がある
(3)初心者に熊本城は厳しかったと、この三点が挙げられました。。

そこで生まれた改善点としては、液体のりに関しては乾燥した際に、ノリをタップリ付けていると反りなど変形が生まれやすくなるので、


出来るだけ薄く伸ばすようにする。谷線やらの線に関しては書けなくなったボールペンで点線を絵取って折りやすく細工をする。

そして三番目は熊本城を廃城とし、新たに姫路城を建造するという抜本的な解決でした。
これらの反省を踏まえ、早速、姫路城建造へと着手致しました。
サイズが熊本城よりも大きいことと、それまでの失敗があったので、割とすんなり築城が進み、
着手から一週間で姫路城が完成致しました・・・

え〜っと、今日初めて、このブログを見た方が「こいつ、そーとー暇人じゃん!」って思われるのも癪(しゃく)なので言っときますが、
これをチマチマ作っていた先月は一応、クライアントをみさせてもらった人数、及び売上も過去最高で、
私的にはとんでもなく忙しい一ヶ月でした・・・
自分自身で分析するに、忙しくなって精神のバランスをとるのにどうやら私はこういうチマチマした作業が
無になれてストレス発散になるようです。。

人それぞれバランスの取り方があるのだと理解して戴けるとありがたいと感じております・・・


因みに次に狙っているのが更に本格的な株式会社ウッディジョーという木製の模型等を製造販売している会社があり、
そこのレーザーカット加工の日本の名城シリーズを狙っております・・・
え〜っとこれ以上書くと実行委員を辞めろと言われそうですので、これ位にしておきたいと思います・・・
皆様も心豊かになる趣味をどうぞ・・・


福田勇治