東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

 磨け。

私は子供の頃、そうですね12歳くらいからタロットをやっていました。
占いの結果というよりも、何が出るのか楽しみにやっていたような気がします。

いずれにせよ、操体のほうが興味では上です(笑)。

「愚者は占いをバカにし、賢者は占いを利用する」という言葉がありますが、島地勝彦先生にご紹介いただいた、算命学の砺波洋子先生のお話によると、相談にいらっしゃるのは、企業の社長さんなどが多いそうで、新規契約の場所や日時、会食の内容なども相談の対象になるそうです。古代中国の政(まつりごと)は、占で決められていたともいいます。

今も占いをやりますが、どちらかと言えば天気予報的にとか、統計的に使っていることが殆どです。

最近はやはり東洋医学だったら易でしょということで、易を本格的にやろうかなと計画を練っています。

橋本敬三先生が「最高の指導原理」とおっしゃった「陰陽弁証法」は、毎年一回は読み直しているのですが、確かになるほど、と思います。

無双原理・易

無双原理・易

これはオリジナルで、現在中古で入手可能。

無双原理・易

無双原理・易

比較的最近出版された読みやすいバージョン。

「易」心理学入門―易・ユング・共時性

「易」心理学入門―易・ユング・共時性

これは、操体関連書(操体法治療室、操体法写真解説集、血湧きの思想など)を出していた、今はなき柏樹社から出ていた(中古で購入可能)もの。著者はユングを学び、さらに鍼灸も学んだ方です。


そして今年ですが、数秘学で言うと(畠山は誕生数秘学カウンセラーでもありますので)、今年は2014年。
2+0+1+4=7 で、今年は「7」の年ということになります。

7というのは、直感、哲学的、分析的、静穏、内省的、インスピレーション、孤立、理解、などというキーワードで語られることが多いのですが、「個人」という言葉もマッチします。いささか硬派なニュアンスの年になるのではと思います。

今年は個々人の持つ才能を磨け、そして自立せよという年のようです。
「直感を磨く」というのは、とても大切なことです。

操体で語る「想」ですが、決して「あかるくおおらかに」という意味だけではありません。
そこには「想念をコントロールするには、言葉を統制せよ」という意味があります。むしろこちらのほうがメインと言ってもいいでしょう。
これは「自律」にも繋がってきます。