あることがあり、
今現在、東京大学駒場の生産技術研究所で、
月に何度か、東北の再生可能エネルギー関係のプロジェクトを
手伝っています。このプロジェクトで微力ながら、東北復興のお手伝いをと。
よく、私達を朝から晩まで白衣着て治療室にこもってると
思ってる方もいらっしゃいますが、
「治療所にこもってばかりいると、脳みそがくさるぞ」by Dr. Keizo Hashimoto
というわけで、大学院にいたりするわけです。
実はこちら、理系の研究室なんですが
英文学、それもオカルトとかファンタシー(英国式では、ファンタジーとは
言わず、ファンタシーというのです)を英文学科で勉強していた私にとって、
たまに「メガワット」とかいう記号がでてくるとそれだけでびびります(笑)。
また、大学院の研究室って、先生方がそれぞれコアな研究をなさっているので
操体もどこかの大学で
私を「特任教授」として雇用してくれないかね、とかマジで考えたりします。
話は戻りますが、リスボンというのは1755年の大地震で津波と火災により
町が壊滅し、なんと復興に250年(失われた250年とも言う)かかったのです。
津波と火災で6万人が亡くなったと言われています。
この時の復興を日本でも見習っていいのでは、という話もあります。
そして、私が手伝っているのは先の震災後の復興を、再生可能エネルギーでやろう
というプロジェクトの一端です。
釜石市と岩手県大槌町が出資する「釜石・大槌地域産業育成センター」(同市)などが提案したリニア式波力発電システム開発プロジェクトが25日、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業に採択された。
開発するのは、波のうねりによる上下運動を最大限に利用する発電システム。発電コスト低減を図る次世代発電制御技術の確立を目指す。
研究はセンターのほか東大、東北大、ともに釜石市の小鯖船舶工業、及川工務店などが参加。研究期間は2014~17年度の4年間。事業費約7億円はNEDOが負担する見通し。
期間終了後は、開発した技術を釜石沖で実証実験し、地元企業などによる事業化を目指す。
釜石市は、漁業者との調整を図るほか岩手県と連携し、取り組みを後押しする方針。以上河北新報 2014年12月26日金曜日
というわけで、また、私が20代の時の英会話の先生、Margot(カナダトロント在住)のお兄さんが住んでいたりもします。なので割と意識に昇っている土地なのでした。
また、今年、毎年スペインでやっている「操体フォーラム」が
夏にリスボンで開催されることもあります。
「あること」ってコレなんですけどね。
あ、すいません、ついつい(笑)
でもね、
こういうことはちゃんと言わないといけないんです。
誰も言わないから。
以前、スペインで、
奥さんが日本の方なので、
夏休みに二週間ある操体の先生の講義をうけ(根本先生です)
スペインで「ヨーロッパの正式な操体の継承者は自分だ」と
ネモトを名乗っていたのがいました。
また、30年位前だと、
町の八百屋さんがカイロプラクティックの
短期間のセミナーを受けて突然開業し、
未熟な手技で事故が多発するという問題などもありました。
さて、
数日前のことです。
師匠、三浦先生に
「おい、ボルネオってどこだ」と聞かれました。
「ボルネオですか?」
私のアタマの中には、オランウータンとか
インドネシアとかマレーシアとか(行ったことがないので
地理をよく理解していない)色々思い浮かびました。
「う〜ん、インドの向こうあたりですかね」
(めちゃくちゃうろ覚え)
「えっ?インドか?」
「そんなとこでやるのか????」
「先生、それはボルネオじゃなくて」
「リスボンでは??」
ああ、おさまった(笑)