これも今考えると凄い話ですが、何で当時私が巻上さんを知っていたのか(三浦先生より前に知っていたというのが不思議)という話です。
というわけで、前日の会合に顔を出したところ、黒づくめで黒いベースボールキャップを被って口ヒゲを生やしたかっこいい人が、「ちょっとおいで」と私を手招きして、お菓子をくれました。
そのお菓子をくれた人が、三浦先生でした。
というか、私の頭の中には「操体法治療室」のカバー後ろの写真、橋本敬三先生と写っている三浦先生のイメージがあったもので、お菓子を貰ってからしばらくして「あれ?この人が三浦先生か」と気がついたという次第です。
そのちょっと前に、私は自分のホームページで三浦先生の本(操体法治療室)を紹介したいのですが、いいですか?というお手紙を送っており、三浦先生からは橋本先生のお墓に刻まれている文様の写真と、お香が送られてきました(今でも持ってます)。
後で聞いてみると、三浦先生、私のことは全然印象に残っていなかったそうです。
翌日、翌々日は、早稲田大学の井深記念講堂で開催された「全国操体バランス運動研究会」に出席しました。ちなみにこの大会の実行委員長は三浦先生で、二日間でのべ2,000名が参加したと聞いています。素晴らしい研究会でした。