六日目です、よろしくお願い致します。
まずは、前回のブログを補っておきます。
「熱力学」と「空間」、「皮膚」と「重力(=地球感覚)」を結ぶのは、熱エネルギーの移動、
そもそも地球は、その誕生以来現在まで、”高温から冷却の歴史”で貫通しているのです。
20世紀後半に大きく変化した「時間」にのみ納まる、比較対象や比重平均ではなく、
”偏重すること”でダイナミックな「動的平衡」を伴なう、宇宙・地球観軸として成立します。
つまり、”偏り”のある宇宙の誕生につながる地球の生命現象の歴史であります。
操体で言うならば、「進歩」を伴うことを意識付けられている「進化」なのです。
これでこそ「間」にあってきたのです。
これを生命誕生以来、連綿と紡いできた記憶・・・と捉えることは過言ではないでしょう。
全ての生命に繋がっている真の記憶・・・追憶の彼方に私達が共有する感覚・・・「原始感覚」。
「原始感覚」とは、生まれながらにおいて元々備わっている「神性相続権」を満たす感覚。
「原始感覚」とは、熱エネルギー移動を常時最適にエントロピーを減少するバランス感覚。
「原始感覚」とは、鋭敏で繊細、丈夫で柔軟性を持ち、中枢と末端を生かす自律調和感覚。
これこそ、シンカの「なんかしらんけど」(←東京操体フォーラム内で流行中)なのです。
偶然の発見(セレンディピティー)は、ユングの語った集合的な潜在意識にも通じますし、
故三木成夫氏の「遠の記憶」とか、「アカシックレコード」説さえも証明してしまうのです。
※注:「」内に興味のある方々は、各自グーグル先生(ネット検索機能)で調べて下さい)
「操体」のシンカは、「時間」に適い、「空間」に軸を持つことで「間」にあうこと。
それは、真の意味で創始者橋本敬三師の語った意に適う「間にあっていること」。
これはマクロに相当する医学も同じです。
筋系・骨格系に留まったままでなく、それら「構造医学」に、「連動」と、「感覚分析」を
加え、「熱力学の法則」に矛盾しない進化。
法則に分子は出会い「知る悲しみ」を理解するが故の変化。
(三浦理事長のクライアントでもあり、以前東京操体フォーラムにて特別講演も!)
また、変化は「深化」を伴い、また「進化」するのは必定です。
則ち、「構造医学」を含み、「皮膚」・「内臓」の感覚も包括した「空間」の運動力学となり、
「真価」を納得してしまった「からだ」の進化は、必然的な「深化」となったのです。
わかってしまうと変化せざるを得ないわけですから、頻繁な新陳代謝は起こりやすく、
熱エネルギーを介した入力と出力のバランス現象、「動的平衡」を満たす「空間」と「重力」
による、「からだ」の生命感覚は、結果的に「原始感覚」になっていたということです。
それを解く鍵は、「皮膚」に隠されている「脳脊髄液」にあったのです・・・。
長くなってしまいましたので、今日はこのくらいで・・・ありがとうございました。
2016年9月[新創生期操体法特別臨床講座](http://www.sotai-miura.com/?page_id=1018) 開講!