今日は操体マンダラ。
変幻自在な「シンカ」という言葉を、丸ごと一日で体験するようなライブになりそうですね。今年も愉しみです。
ブログでは昨日に引き続きの内容です。
学んでいる人間そのものが日々、「シンカ」し続けている。
すると、その人間の学んでいる内容も、自ずと「進化」や「深化」をしていきます。
そしてそれは自ずと「変化」へと繋がります。
「シンカ」に伴う変化として、ここ最近顕著に感じること。
それは、「変わる」につれて、学んでいることはよりシンプルになっていくという実感です。
・新しい「動診」を知る。
・初めて見る「操法」の介助や補助について学ぶ。
・操体の哲学、生命哲学に触れる。
そういった操体に関してのひとつひとつのことに関して、
今までの学習姿勢では、「あれを覚えて…、これも覚えて…」と思うことも少なくありませんでした。恐らく誰もが最初はそういうプロセスを体験します。
不思議なことに、ある時から、そういった捉え方は変化したように感じます。
知識を溜めていく、積み上げていく、といった学び方とは一味違う意識。
いま学んでいることの「目的」を、しっかりと受け取りながら何かを学んでいる時間。
すべてのことが、ひとつのことへ結びついていく、愉快さ。
そして、今まで学んできたことも、今学んでいることの影響を受けて、
自分自身のなかで捉え方の更新をしてみることも出来る。
そういう面白さ。
自分自身のなかで「ヨコへ、ヨコへ」と縦横無尽に広がっていこうとしていたものに
アサガオの支柱のように一本の「軸」が通った。
その横のエネルギーは、軸に巻き付くことで
「タテへ、タテへ」と生長していく道筋を感じるようになる。
これも「シンカ」なのだと感じています。
東京操体フォーラム理事長、三浦寛が50年間、学び続けてきた操体の今を公開します。
そして、操体の「シンカ」を体験する場になること間違い無し。