今から4、5年程前でしょうか。
知人に操体を勉強しているという話をしたところ、
「操体は治さなくていいんでしょ?」というニュアン
スで返されました。
その時、知人が言いたかったことは何となく分かりま
したが、外から眺めるだけじゃ本当のところは分から
ないもんだなあと思いました。
自分のことに置き換えると、分かったつもりになるこ
とって結構多いなあと感じています。
本なんかも一度読むと「最後まで読んだ満足感」で終
わってしまうことが少なくありませんでした。
「分かったつもり」はなんだかカッコ悪いということ
で、ここ何年かは再読を習慣にしています。
これが思いのほか愉しい。回数を重ねるたびに「そう
いうことだったのか」という発見もあります。
「分かったつもり」になるよりも、「分かってない」
ことを素直に認めた方が、先に進めるような気がして
います。
7月18日(海の日)操体マンダラ2016開催
きた操体の今を公開します