おはようございます。
雨もあがり、東の空には雲が残りますが、西の空ではどよんとした空気は消え去り、空も青さが増して高くなってきました。糸引くような雲の流れを見ていると、空も新たな一日のためにお掃除中なのかな、とか思ったりします。
ふと、口ずさんだ懐かしいメロディ。
「ここは天国じゃないんだ。かといって地獄でもない。
いい奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない」
作詞・作曲 真島昌利「TRAIN‐TRAIN」より
一切の業障海は皆妄想より生ず、という言葉がある。どんな天国のようなところに居ようと、自分の考え方次第で、そこは地獄にもなってしまう。自分の考え方、想いというのは重要だと思います。
今回のブログのテーマであった「可能性」にもいえることで、自分の考え方、想いによって可能性は狭められたり、ひろがったりもすると思います。
ネガティブに考えるより、ポジティブに考える方が良いでしょう。しかし、自分中心の思考に縛られていると、ネガティブな状況に陥った時、気持ちの切り替えが上手くいかない。そのまま、怒りや不安、恐怖といった感情が優位を占めてしまう。
そして、まわりに対しても「見えない銃を撃ちまくる」という状態になりやすくなってしまう。くれぐれも「弱い者達が夕暮れ、さらに弱い者をたたく」という状況にはしたくないですね。
自分中心ではなく、生かされて生きている。生かされて生きているという意味を、知ろうとする程、感謝の気持ちが湧いてくる。まわりの人、自分のからだ、自然、そして御縁。
自分勝手な気持ちに懺悔したくなる。しかし、同時に有難い気持ちにもなり、前向きな想いにもなれる。
今、自分が生きているという事は、本来、無限の可能性の中から、目に見えぬ御縁によって成り立っているのであり、生きているだけでも素晴らしい事。
「世界中に定められたどんな記念日なんかより、
あなたの生きている今日はどんなに素晴らしいだろう。
世界中に建てられてるどんな記念碑なんかより、
あなたが生きている今日はどんなに意味があるだろう」
作詞・作曲 真島昌利「TRAIN‐TRAIN」より
今日も善い一日でありますように。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
明日からは畠山裕美先生の担当となります。
東京操体フォーラム実行委員ブログ、来週も、どうぞ宜しくお願い致します。
友松 誠。