われわれは一人ひとり、それぞれ一個の脳を持って生きていますが、取扱説明書なんて、誰も読んだことがありません。恐ろしいことに、取扱説明書もなしにわれわれは日々、自分の脳を使っている。逆に言うと、いかに素晴らしい可能性に気づかないで生きているのか、と言うことでもあります。
自分のことは自分が一番わからない。
自分のことは自分が一番わかっている。
わかっているつもりで過ごしているけれど、
自分というからだ、いのちのことをほとんど知らないまま、
からだに生かされて、今、生きているのだと
感謝の気持ちがわきました。
日々、無意識に呼吸をし、当たり前に生きているけれど
それはからだのメカニズムが常に働いているからであって、
決して当たり前ではない。
自分で認識していなくても、命がある。
自分の知らないところでからだは未来への可能性を導いてくれている。
生かされている命を感じる感覚が鈍らない様にしたいものです。