以前にも書いたことがありますが、操体の学びを得ていると「ある日突然出来る」という不思議な現象に遭遇します。
これは操体に限らず学び続ければ誰でも遭遇することで、個人の能力に関わらず早かれ遅かれ、出来なかったことがいつの日か出来るようになるのです。
一体こういった現象が起こるのは何故かを考えていたのですが、やはり繋がっていることが一番大切なことのように思います。
やっていることとの繋がり、師との繋がりを切らさなければ成したいことも成せるのだと感じます。
また、それらと同じ位大切なのが、からだとの信頼関係です。
私達は「からだの学習」を大切にしていますが、からだが知っていることは私達の想像を遥かに凌ぐものです。
からだから得られる情報を引き出すには、やはり自分でからだをコントロールしようとしてはいけないように思います。
からだを自分の支配下に置こうとする考えこそが、自分の可能性を閉ざす一番の要因ではないでしょうか?