ルドルフ・ウイルヒョウ氏(1821~1902)は、当時ドイツ生
物学や医学、さらに政界でも絶大な権力を発揮して、ベル
リン大学学長となり、「全ての細胞は細胞のみから生まれ
る」と、科学的な立場を強く提唱していました。
当時の学会において、ヒポクラテスやガレノス「生気論」
つまり、物理化学を超えた力が存在する訴えていた論を否
定した上で、機械論を支持したのです。
そして、「生命現象は純粋に物理化学的法則に従う、目に
見えない生気とか、神秘的な”自然治癒力”は存在しない」
と、現代の主流となる保健医療医学体系を築いたのです。
しかし、東洋医学は目に見えなくとも存在するエネルギー
を無視することはせず、その目に見えていないからこそ大
切な働きをしているのだという、”うごき”と、”はたらき”、
いわゆる「気」や「経穴」「経絡現象」を支持しています。
これらと「生気論」の動植物など生命の営みには物理化学
的手法では(※当時は現代より貧弱だった)、解明できない
”非物質的”な力(=エネルギーが働いていると考えていた事。
これらは、現象化されているものではなく潜象的な全て、
つまり、空間に満ちているもの全てを含んでいるのです。
2018年秋季フォーラム
日時:2018年11月23日(金)
時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室
東京都新宿区市谷砂土原町1-1 http://www.l-i-c.com/
参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)