三木成夫博士は、九州帝国大学工学部で飛行機の設計を学び、それを
「形態学」の模式図に表し、動物のからだは機械学(=メカニクス)
と、”推進力”からなる「生体力学エネルギー」で生かされてきた。
この推進力を得るため、連綿と繋がっている生命の意志は、”共生”と
いう進化を選択している。
最も有名で、その最たるものは言わずもがなの「ミトコンドリア」で
あるが、三木成夫博士によれば「ミトコンドリアも、葉緑体も、中心
小体もみな等しく、細胞内に棲み着いたバクテリアなのだ」というこ
とになるのである。
言い換えてみると、人間の細胞内にあるミトコンドリアも約20億年前
に、大型細胞のなかに”感染”した”リケッチァ”に似たバクテリアであり
長く寄生するうちに、やがて共生したものだということなのだ。
これは、ラマルク氏の論じていた「要不要の法則」にも適っている。
2018年秋季フォーラム
日時:2018年11月23日(金)
時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室
東京都新宿区市谷砂土原町1-1 http://www.l-i-c.com/
参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)