「価値」といえば、「初心の価値」という言葉がある。
「名を上げたい」「体面を守りたい」。
そんなことを気にするあまり初心を曲げてしまってはおしまいだ。
一度曲がった初心は二度と元には戻らない。
さらに、こんなこともあるようだ。
ひとたび才能が開花すれば、周囲にもてはやされる故、才能に振り回され、潰れてしまう人だらけである。
本物になるまで、それまでは愚直に動いていればいいようだ。
本物になるには、何年かかるだろう。
10年とも20年とも言われる。
しかし、自分はどういきたいのか。それが人の道である。
今やっていることが、どうなればいいのか目的を定め、自身の夢にかなうだけではなく、みんなの夢が叶うように、自身がやれることを磨いていけばいい。難しく考えることはない。
要は心から日々、美味しいご飯を食べられるか、である(贅沢三昧という意味ではない)。
2019年春季東京操体フォーラムは4月29日の開催です。
テーマは2018年秋に引き続き「身体芸術と操体」です。