「ほぼ命がけサメ図鑑」なるものが2018年5月に講談社から出版されている。
魚好きの私には、とてもおもしろく、興味深い。
「〜ザメ」と名がつく魚でもサメとは全く縁のない魚もいるようだ。
281ページに「四万五千円のフカヒレラーメン」を食べさせてくれる店が横浜中華街にあるというのだ。
その店は「招福門」という。店主斉藤正人氏。
ここの店では「ウバザメ」のフカヒレが一杯四万五千円の超豪華ラーメンに使われている。
ウバザメは、ジンベイザメについで世界で二番目に大きなサメだ。全長10メートルを超える。このフカヒレラーメンは、月に1〜2杯ぐらいのペースで予約が入るという。ただし、店の在庫がなくなり次第、このメニューは終了となるようだ。
このウバザメは、2003年に「絶滅の恐れがある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通称「ワシントン条約付属書」にリストアップされている。
この店にあるヒレも数十年も前に仕入れたものらしい。このラーメンのスープは、金華ハムをダシ汁に使っているという。このハムはイタリアのパルマハム、スペインのハモンセラーノと並ぶ世界三大ハムの一つらしい。
金華ハムは100日以上かけ熟成させる。このラーメンを一人で食べるには多すぎるらしく、3、4人分あるという。それでも1人1万円である。しかし、どのような味なのか、食べてみる価値はありそうだ。
2019年春季東京操体フォーラムは4月29日の開催です。
テーマは2018年秋に引き続き「身体芸術と操体」です。